うまいるコラム

りんご界の王様「サンふじ」! 長野生まれのおいしさの秘密

りんごといえば「サンふじ」と答える方も多いのではないでしょうか。
シャキッとした歯ごたえ、あふれる果汁、濃厚な甘み--。
全国のスーパーや果物売り場でも圧倒的な人気を誇る品種です。
今回は、りんご界の王様「サンふじ」の魅力と、長野のりんごが特別においしい理由をご紹介します。

「サンふじ」ってどんなりんご?

「サンふじ」は、人気品種「ふじ」を「無袋(むたい)栽培」で育てたものです。
袋をかけずに太陽の光をたっぷり浴びることで糖度が上がり、より濃い甘みと香りを楽しめます。
「サン」は英語の「sun(太陽)」から。まさに、太陽の恵みをそのまま閉じ込めたりんごです。

サンふじりんごの主な産地

サンふじの主な産地は全国に広がっていますが、特に以下の地域が有名です。

長野県:日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい。糖度が上がりやすく、蜜入りりんごの名産地。
青森県:全国有数のりんご王国。冷涼な気候で香りがよく、果肉がみずみずしい。
山形県・岩手県など:寒冷地特有の酸味とすっきりした後味が魅力。

どちらの地域でも、農家さんの丁寧な管理と自然の力が合わさることで、全国に誇るおいしいサンふじが生まれています。

甘みと酸味のバランス:サンふじの味わい

サンふじの最大の魅力は、その甘みと酸味のバランスです。甘さは非常に強く、果汁も豊富で、食べると口の中で広がります。
酸味も程よく、甘さを引き立てる役割を果たしています。このバランスが、サンふじを特別な存在にしています。
中心に「蜜」が入ることも多く、カットした瞬間に黄金色の蜜が見えると、思わず笑みがこぼれます。
その芳醇な味わいから「りんごの王様」 と呼ばれています。

なぜ、長野のりんごはおいしいの?

長野県は、青森県に次ぐ日本第2位のりんご産地です。
おいしさの秘密は、気候と生産者の丁寧な手仕事にあります。長野は標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴。
昼に光合成で作られた糖分が、夜の冷え込みで果実にしっかりと蓄えられ、甘みの強いりんごが育ちます。
さらに、内陸性の気候で雨が少なく、病害虫が発生しにくい環境も品質を高めるポイント。
そこに生産者の経験と技術が加わり、信州りんごの味を支えています。

おいしさを長持ちさせる保存方法

サンふじは比較的日持ちのする品種ですが、保存方法を工夫すれば、より長く美味しく楽しめます。

・新聞紙やキッチンペーパーで1個ずつ包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存
・乾燥を防ぐことでシャキッとみずみずしい食感をキープ
・りんごはエチレンガスを出すため、他の果物や野菜とは分けて保存
・気温の低い時期なら、風通しのよい冷暗所で常温保存も可能(目安:1~2週間)

おすすめの食べ方いろいろ

そのまま冷やして
シャキッとした歯ごたえと甘みをぜひ楽しんで

ヨーグルトやサラダに
爽やかな酸味と甘みのアクセントに!

焼きりんごやアップルパイ
加熱で甘みがより濃厚に…!

すりおろしてジュースやドレッシング
自然な甘さで朝食やおやつに◎

皮ごと食べる
栄養やポリフェノールを丸ごと摂取。美容にもいいですね。

まとめ|信州の自然が育てた、サンふじの魅力

長野の大地と清らかな水、そして生産者の情熱が育てたサンふじ。
そのおいしさは、蜜たっぷりの果肉にぎゅっと凝縮されています。
ひと口かじれば、シャキシャキとした歯ざわりのあとに、口いっぱいに広がる上品な甘みと香り。
まさに“りんご界の王様”と呼ばれるにふさわしい味わいです。

今が旬のこの時期、贈り物や家庭用としても最適なサンふじをお楽しみください。

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新鮮な青果や鮮魚・精肉など種類豊富に幅広く取り揃えております♪

信州生まれの王様りんご、サンふじ。贈り物にもぴったり、甘みと酸味のバランスが良い旬のりんごです。